学図研 全国大会(岡山大会)

okayamataikai

2017年8月6日~8日、岡山県岡山市で学図研の全国大会が行われました。

主な内容は、以下の通りです。

1 講演 都留文科大学教授の佐藤隆氏
   「子どもの問いに響き合う『深い疑問』を生み出す教育をつくる」

2 実践報告
 (1) 岡山の小学校司書と教員による 授業との連携
 (2) 鳥取県立高校司書による 「自ら考える」生徒を支援する図書館

3 8つの分科会(4時間ぶっとおしの講座)

4 9つのナイター(夜7時~9時の夜の講座)

5 資料販売 学図研の各支部の出版物やグッズ、企業ブースなど、情報の宝庫

6 交流会

7 オプショナルツアー 岡山市立中央小学校、岡山県立図書館

と、このように盛りだくさん!!
すばらしい大会でした。
詳しくは、学図研のHPをご覧下さい。

わが福島支部は、ナイターC「学校図書館版 男子のトリセツ」を担当しました。
レポーターが、自分の勤務する学校図書館で男子に読まれる本や利用の様子などについて報告し、
あとはワールドカフェ方式で参加者にテーマごとに意見を出し合ってもらいました。
「学図研にお客様はいない」といいますが、参加者の皆さんがそれぞれに意見を出してくださって、
模造紙いっぱいに話し合いの成果が残りました。
(今回は、テーブルいっぱいの模造紙に書いていく方式で行いました)

個人的には、実践報告をした2組の発表レベルがとてつもなくて、打ちのめされた思いです。
ものすご~く勉強になりました。

大会の様子は、年末に発行される機関誌「がくと」に収録されますので、
参加されなかった皆さんも、ぜひご覧ください。

レポーターのOTさん、本当にお疲れ様でした!


 ***連絡です***

学図研福島支部 次回の例会は 9月16日(土)を予定しています。
夜には食事をしながら「大人の読書会」をする予定です。(お酒もあり?)
課題図書の希望がありましたら、お知らせください。



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5月研修旅行報告

5月27日・28日、学図研福島支部の5名で、宮城・盛岡の図書館や書店を見学してきました。

宮城県 多賀城市立図書館
tagajou
いわゆる「ツタヤ図書館」で、建物の約半分はスタバとファミリーマート、レストランが占めています。
図書館スペースも本棚や家具が豪華で、お洒落な空間でした。
たとえば、この写真のように書架の棚にLEDランプが仕込んであります。
本が日焼けたりしないのでしょうか?(日焼けしないLEDなのかな?)
レストランの食事も美味しく、BBQコーナーも完備されています。
羨ましいを通り越して「ズルイ!」と言いたくなる図書館でした。


紫波町立図書館
siwa
こちらは「町の未来をこの手でつくる」(猪谷千香著、幻冬社)でも有名な、岩手県紫波町のオガール紫波にある図書館です。
2016年度のLibrary of the yearを受賞しました。
お金はあまりかかっていないようですし、それほど広くもありません。
でも、身の丈に合った自分たちの町の文化を作っていこうとする街づくりコンセプトにぴたりとはまる図書館です。
力のある司書が運営していると、一目でわかる図書館でした。
館長さんが気さくでお話上手な方で、図書館について熱く語ってくださいました。

宿泊は、図書館むかいの「オガール・イン」へ。
スポーツ合宿向けの施設で、一泊なんと3000円で美味しい手作りバイキング朝食付きです。
オガール広場にたくさんの人たちが集まって青空ヨガをしたり、産直に買い物に来たり、
フリースペースで思い思いの店を開いたりしていて、とても活気のある素敵なところでした。


さわや書店
sawaya
盛岡市の駅ビル「フェザン」にある書店です。
1階は、あの「文庫X」を売り出した名物店長の店で、POPがこの通りのすさまじさ!
本を売るぞ!という気概に満ちた店内でした。
田口幹人店長の書いた「まちの本屋」も、とっても熱い本です。

このほか、岩手県立図書館など、計5か所の図書館と2か所の書店を見てまいりました。
新しい図書館は、蔵書検索がタブレットになっていたり、自動貸し出しは当たり前になっていたり
「キッズ・バリスタ」「大人の食育」なんてお洒落なイベントを開いたりして
その新しさに思わずわくわくさせられます。
図書館作りにも、新しい風が吹いています。
どんどん更新していかなくてはとの思いを新たにした研修旅行でした。
(文責O)

5月の支部会はオガール紫波

こんにちは、Oです。
学図研福島支部の5月の研修が決まりました。
5月27日、岩手県紫波町の「オガール紫波」です。
 
 こちら → オガール紫波公式サイト

公共図書館を組み込んだ町おこしをしていることを知って興味をもっていましたが
「町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト」(猪谷千香著、幻冬社、2016)を読んで
ますます行きたくなりました。
オガール・インにも泊まる予定なので、楽しみです。


学図研の全国大会の方は、今年は岡山で8月に行われます。
岡山県は、学校図書館の先進県で、力のある司書たちが堅実なお仕事をされていらっしゃいます。
また、岡山県立図書館は来館者数日本一を誇る公共図書館です。
しっかり勉強してきたいと思います。



3月例会報告

2017年3月11日に郡山市で、学図研福島支部の例会・研修を行いました。
今回は、なんとゲストがいらしてくださいました!
Kさん、ありがとうございます!

以下は、研修内容の簡単な報告です。
(支部会記録より抜粋)

 
<新聞を使った授業・図書館での新聞活用について>
報告:県立高校司書K

 (1)きっかけ
   前任校での国語の先生が新聞を使った授業から。
   先生も活用の仕方について悩んでいるのか?
   
 (2)新聞を使った授業の例
   1年目 気になる記事をえらび、意見を加えて発表する。
   2年目 自分の進路に関する記事を選んで、意見を加えて発表する。
        →記事の選択が変わって来た。
   今年 国語科で3年生を対象に、新聞の「みんなのひろば」に投稿する試みをした先生がいる。
   何通か採用され、新聞への投稿を読んだ一般の人から返事の投稿もあった。
   
 (3)第40回全国学校図書館研究大会(神戸大会)
    「アクティブな学びのために、新聞をどう活用するか」に参加。
    新聞記者・小・中・高校の実践例が聞けた。
 
 (4) 新聞に関する動き
    次期学習指導要領の基本方針を答申
      
 (5) 情報交換
   ○小学校での授業 4年・5年国語で新聞記事の構成や全国紙と地方紙の報道の違いなどを教える。
   ○ 新聞を購読していない家庭が多く、読んだことのない子もいる。
   ○高校生でも新聞の見方を知らない子もいる。慣れていない。
   ○その他
    ・広野町は新聞販売店が戻っていない。ふたば未来学園高校も新聞は来ていない?
    ・西郷村の中学校は5紙とっていた。
    ・郡山の学校は2紙から1紙に減らされた。
    ・新聞購読の地方交付税は反映されないのか? まだ不明。
   

<おすすめの本>
支部会員が自分のおすすめの本を紹介し合いました。
この時間が結構楽しいのです。
ここには全てではなく、抜粋で紹介します。

「コバルト文庫で巡る少女小説変遷史」 嵯峨恵子 彩流社
  戦前からの少女小説史。裏話 資料的な価値もある。

「あさか野神社誌」
 郷土史としてもすぐれた郡山の神社の詳細資料。小学校で地域調べに役立ちそう。

「うつぬけトンネル」田中圭一
  10年間のうつ状態から抜け出した作者が、うつから抜け出した人がどんなきっかけで抜け出せたのかを取材して描いた漫画。

「プリズン・ブック・クラブ」
  カナダの男子刑務所で毎月開かれる読書会。読書を通して囚人たちはどう変わっていくのか。
  実話を基にした話。訳者は中高校の司書。

「アウシュビッツの図書係」
  アウシュビッッツの家族棟で授業が行われていたという実話をもとにしている。本と言うものの大事さ、本の力を感じた。

「ジャッカ・ドフニ:海の記憶の物語」津島佑子
  迫害や差別、重いテーマだがすーっと読める。

「ちいさな ちいさなベビー服」
  うまれてすぐに亡くなってしまった赤ちゃんのためのベビー服を作るボランティアサークルの話。

「春に散る」沢木耕太郎
  年老いた人たちのシェアハウス。

「アカガミ」窪美澄
  近未来、子どもが減少し生から遠のく世代に国家が立ち上げたシステム。

「ソフィアの白いばら」
  ブルガリア留学記。社会主義国から留学している人たちがたくさんいる。
  北ベトナムから2千人も留学している。その後の歴史に続いている。
  作者の父は福島県の参議院議員。どの年代で読んでもいいと思う。

「日本文学全集 平家物語」古川日出夫の平家物語の現代語訳 川出書房新社
  注釈がなく、すべて本文を読めばわかるようになっている。語りの口調が、清盛が死んだところから変わる。
    
「ヒモトレ」小関勲
  養護学校や施術院でも取り入れている、ひもを巻くトレーニング。
  胸にひもを巻くと呼吸が安定する。頭で考えなくても自然とゆるやかに調整してくれる。
  ひもを使ってストレッチをするのもやわらかくなるなどの効果がある。
    
「カンパチ船長」
  内航船のマスコットねこの写真集。
        
「1945←2015若者から若者への手紙」
 戦争当時のことを書いたものを若者が読んで自分が思ったことを手紙にして書いた。
 戦争体験を若者がどう感じたかが書かれているのが珍しい。
   
「この世界の片隅に」こうの史代
  資料としても参考に。戦争に巻き込まれていく主人公が強く生きていく。

「ときめく微生物図鑑」
  写真が美しく、挿画がおしゃれなつくり。微生物についての知識や説明もきちんとしている。

「いじめのある世界に生きる君たちへ いじめられっこだった 」中井久夫
  精神科医 いじめを構造化 どれだけ深刻化していくを段階に分けて紹介する。
  大人は「1年間がまんすれば」と考えるが、彼らにとっては1日が永遠にも感じるという。
  どう解決したらいいかと言う具体的なことは書いていないが、大人の接し方について書いてある。気づかされる部分がある。

「君とまた、あの場所へ:シリア難民の明日」
  シリア難民キャンプの人々の現状と破壊前のシリアの風景やくらしを伝えてくれる。
  伝えることで現状を変えたいと願う著者の想いと、どうにかしたいけれどどうにもできない読者の気持ちが重なる。

「最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常」
  「蜜蜂と遠雷」と併せて読むと面白い。
  特殊な面白さもあるが、大学生だからこそできる破天荒だけど真剣な日々を、これから大学生になる高校生に読んでほしい。

「ぼくは君たちを憎まないことにした」
  パリ同時多発テロで妻を失った著者がフェイスブックを通じてテロリストへ向けて書いた手紙から。

「チアダン」
  高校生になる前に読むと、先生との心構えができるかも。

「浮遊霊ブラジル」津村記久子
   かめばかむほど味の出る短編集。淡々とした日常を描きながら、ふと違う世界へ入り込み、また戻ってくる。
   想像を超えて展開する。設定が面白い。


次回は、5月にオガール紫波の紫波町図書館を計画しています。
    




 


3月支部会

※この例会は終了しました。

学図研福島支部の3月例会のお知らせ

 日時 2017年3月11日(土) 10時~17時

 場所 郡山市 桃見台公民館

 内容 「NIEの実践」 新聞の利用について 
      高校でのNIE実践
     
     面白い本の持ち寄り

支部会員以外の方も見学できます。
予約不要です。
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